親の介護が始まったとき、まず何をすればいい?横浜の看護師が伝えたい「介護の始め方」
- MARUTTO 看護師が行う #シニア美容 #おでかけサポート
- 4月23日
- 読了時間: 4分
「急に介護が必要になった」「何から手をつければいいかわからない」
そんな言葉を、私はホスピスの現場で何度も耳にしてきました。
介護は、準備ができてから始まるものではありません。
ある日突然、日常に飛び込んでくるものです。
だからこそ最初に、「これだけは知っておいてほしい」こと「介護の始め方」をまとめました。

「介護が必要な期間」は、思っているより長い
日本では、平均寿命と健康寿命(介護を必要とせず自立して生活できる期間)の間に、およそ10年の差があると言われています。
つまり、誰かのサポートや介護が必要になってから生涯を全うするまでの期間は、約10年あるということです。
10年という時間は、決して短くありません。
その間ずっと「ただ介護される」だけでなく、その人らしく、できる限り豊かに過ごせる日々をつくれるかどうかで、本人にとっても家族にとっても大きな違いが生まれます。
だからこそ、介護が始まった「最初」の向き合い方がとても大切です。
「完璧にやらなければ」は手放していい
介護が始まったとき、多くのご家族がまず感じるのは
「自分がしっかりしなければ」
というプレッシャーです。
でも、介護に「完璧な正解」はありません。
大切なのは、その人らしい暮らしを少しでも続けられるように、一緒に考えていくことです。
看護師として多くの方の最期に立ち会ってきた私が感じるのは、
「最期の過ごし方は、日常の積み重ねでできている」
ということ。
焦らなくて大丈夫です。まずは今日できることを一つ、探してみてください。
最初に確認してほしい、3つのこと
① 本人の「したいこと」「でいたいこと」を聞く
病気や障害があっても、「身だしなみを整えたい」「外に出たい」「好きなものを食べたい」という気持ちは変わりません。
まずその人の声に耳を傾けることが、すべての出発点です。
② 介護保険サービスを確認する
要介護・要支援の認定を受けると、訪問介護やデイサービスなどの公的サービスが利用できます。
まずはお住まいの地域の「地域包括支援センター」へ相談してみてください。
③ 「介護保険外」のサービスも知っておく
公的サービスだけでは満たせない「その人らしさ」があります。
美容・整容ケアや外出の付き添いなど、保険外のサービスを組み合わせることで、約10年という時間の“質”は大きく変わります。
「きれいに、清潔に」という気持ちは、男性も女性も変わらない
介護が始まると、どうしても「体の管理」が優先になります。
食事、排泄、服薬……毎日のことに追われて、「美容・整容なんて後回し」と感じるご家族も多いです。
でも、「さっぱりした」「きちんとしている」と感じる瞬間は、その人の心を支えます。それは女性だけでなく、男性にとっても同じです。
ひげを整える、髪や眉を整える——。そうした「整容」の積み重ねが、自分らしさや尊厳を守ることにつながります。
私がMARUTTOで介護美容・整容を提供しているのは、それが「贅沢」ではなく「その人らしく生きること」の一部だと信じているからです。
訪問してケアをする中で、ご本人の表情が変わる瞬間を何度も見てきました。その変化は、ご家族にとっても救いになることがあります。
健康寿命を過ぎたあとの約10年を、どう過ごすか。
日常のささやかなケアの積み重ねが、その時間の豊かさをつくると、私は現場で感じ続けています。
一人で抱えないで
介護は長い道のりです。ご家族が疲れ果ててしまっては、大切な人を支え続けることはできません。
「こんなことで相談していいのかな」と思うような小さな悩みも、ぜひ声に出してみてください。
MARUTTOは、横浜を中心に訪問型の介護美容・整容と外出支援を行っています。
「まず話だけ聞いてほしい」という方も、お気軽にご相談ください。
あなたとご家族の「その人らしい時間」を、一緒に守っていきたいと思っています。
MARUTTO(マルット)
横浜市を中心に活動する、看護師による訪問型介護美容・整容と外出支援サービスです。
介護美容セラピスト・終末期ケア専門士・横浜市消防局認定患者等搬送乗務員など複数の資格を持つ看護師が、ご自宅や施設へ伺います。
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